団扇 (うちわ)

【解説】
竹の骨などに紙を張った平たい扇。手であおいで涼をとる夏の道具。

【例句】
美人絵の団扇持ちたる老師かな(高浜虚子)
くづをれて団扇づかひの老尼かな(高浜虚子)
急がしく煽ぐ団扇の紅は浮く(高浜虚子)
静に居団扇の風もたまに好し(高浜虚子)
そこにある団扇をとりて寛ろぎぬ(高浜虚子)
いつまでも用ある秋の渋団扇(高浜虚子)
加ふるに団扇の風を以てせり(高浜虚子)
手に当る五色団扇の赤を取る(高浜虚子)
一本の秋の団扇も什器かな(高浜虚子)
粗末なる団扇の風を愛しけり(高浜虚子)
母親に夏やせかくす団扇かな(正岡子規)

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