春の山 (はるのやま)

【子季語】
春山 / 春嶺 / 春の富士 / 山笑ふ

【解説】
草木が芽吹き、鳥獣が活動を始めた春の山。

【例句】
春の山のうしろから烟が出だした(尾崎放哉)
春の山からころころ石ころ(種田山頭火)
春の山屍をうめて空しかり(高浜虚子)
春の山歪つながらも円きかな(高浜虚子)
直線の堂曲線の春の山(高浜虚子)
棧橋や谷もおもはず春の山(藤野古白)
京越えて住吉見ゆや春の山(藤野古白)
草籠をおいて人なし春の山(正岡子規)
江戸人は上野をさして春の山(正岡子規)
春の山やくやそこらに人もなし(正岡子規)
ささめくや春の山ふみ女づれ(正岡子規)

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