清水 (しみず)

【解説】
岩間や山あいなどから湧き出る澄んだ冷水。夏の清涼感を代表する季語。

【例句】
清水のめば汗軽らかになりにけり(高浜虚子)
草がくれ麗玉秘めし清水かな(高浜虚子)
庭の石ほと動き湧く清水かな(高浜虚子)
淋しさの故に清水に名をもつけ(高浜虚子)
静かさは筧の清水音たてゝ(高浜虚子)
風は草を分けて野中の清水秋近し(藤野古白)
横道を行けば果して清水哉(正岡子規)
旅人の名をつけて行く清水かな(正岡子規)
金時も熊も來てのむ清水哉(正岡子規)
掬ぶ手の甲に冷えつく清水哉(正岡子規)
一枝は田にはしりこむ清水哉(正岡子規)
はらわたにひやつく木曾の清水哉(正岡子規)
菅笠の紐ぬらしたる清水哉(正岡子規)
馬柄杓に草をわけ行清水哉(正岡子規)
苔のなき石を踏場の清水哉(正岡子規)
とんねるや笠にしたたる山清水(正岡子規)
其底に木葉年ふる清水哉(正岡子規)

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