白露 (はくろ)
【解説】
二十四節気の一つで、処暑の次。草木に白い露が宿り始める頃とされ、新暦では九月八日頃にあたる。
【例句】
白露の広き菜園一眺め(高浜虚子)
白露に乞食煙草ふかしけり(川端茅舎)
白露の漣立ちぬ日天子(川端茅舎)
白露に鏡のごとき御空かな(川端茅舎)
白露に金銀の蠅とびにけり(川端茅舎)
白露が眩ゆき土龍可愛らし(川端茅舎)
白露に阿吽の旭さしにけり(川端茅舎)
白露をはじきとばせる小指かな(川端茅舎)
白露のひびきを桐の一葉哉(藤野古白)
白露に印旛の沼の夜明かな(藤野古白)
白露や淡路は明の潮曇り(藤野古白)
白露やよごれて古き角やぐら(正岡子規)
白露や蕣は世に長きもの(正岡子規)
白露のうつくし過ぎて散にけり(正岡子規)
白露を見事にこぼす旭哉(正岡子規)
白露の中に重る小鹿哉(正岡子規)
白露の中にうつくし乞食小屋(正岡子規)
白露の庵の戸あけて物や思ふ(正岡子規)
白露の上に濁るや天の河(正岡子規)
白露の中に泣きけり祗王祗女(正岡子規)